熱を使わずに霜と結露を予防するカーブミラーの開発経緯です。
研究を始めたのは1993年です。物としては開発に成功しましたが特許を使う企業が現れず実用化は行っていません。
1993年に放射冷却の研究を始めて現在に至ります。
放射冷却という現象を理解すれば温暖化対策のためのくふうができると思います。この研究を通して感じました。
現在は、放射冷却を住宅の室内を冷やすために利用する特許を保有しています。
この研究が元になりました。
発明から商品企画、製品設計、ネット直販などメーカーとしてのノウハウを提供しています。グッドデザイン賞、ベンチャーフェアなどで受賞歴多数あり。
熱を使わずに霜と結露を予防するカーブミラーの開発経緯です。
研究を始めたのは1993年です。物としては開発に成功しましたが特許を使う企業が現れず実用化は行っていません。
1993年に放射冷却の研究を始めて現在に至ります。
放射冷却という現象を理解すれば温暖化対策のためのくふうができると思います。この研究を通して感じました。
現在は、放射冷却を住宅の室内を冷やすために利用する特許を保有しています。
この研究が元になりました。
前回の特許出願と実験により原理は確立しました。
ミラー内部の空気を撹拌するだけで鏡面温度を露点以上に保つことができました。
次に製品化するためにはコストダウンする必要があります。
こちらが原理の特許を保有していても他社がコストダウンできる方法を開発して特許取得しこちらが、それを使いたいとなればクロスライセンスになりロイヤリティを取れない事になるかも知れません。
そこで最初に手がけるのは消費電力を下げることです。
基本特許は夜間ずーっとファンを動作させています。
そこで必要のないときはファンを停止する方法を考えました。
これは、外気温と鏡面温度を常時測定しておきます。
そして放射冷却が発生したと仮定すると外気温から露点が推測できます。← (ここ大事なところです。推測するんです。これで湿度センサーを省けます。さすが自分)
その温度と鏡面温度を比較しながら結露しそうになった時だけファンを動作させます。
下の図はその制御方法をグラフにしたものです。
鏡面温度が露点を下回らないように制御します。
これが4つめの開発です。
これからさらに消費電力削減方法を開発してきます。
制御方法のみならず構造的にも効率を上げる方法を考えました。
つまらないかも知れませんが勝手に書いていきます。(笑)
特許第4571706号