まだしつこく書きます。
1.ミラー内部の空気を撹拌することで結露を防げる方法は特許登録できました。
2.鏡面が露点以上になるように間欠運転をして消費電力を下げる方法も特許登録できました。
ここでさらなる省エネ運転法の発明です。といってもたいした発明ではことないんですけど。
下の図が間欠運転をした時の鏡面温度と露点との関係です。
S3(露点)を下回らないようにS2(鏡面温度)を制御している図です。
省エネ運転の方法は下記のようになります。
ファンが動作するON時間は変更できません。
しかし、必要以上の風速があっても無駄です。
そこで、動作中のファンの回転速度を下げる方法を考えました。
ONとOFF期間を可変する制御方法はPWMといいます。
今回、ON期間の中をさらに間欠運転してファンへ供給する電力を節約してみました。
この方式を何と呼ぼうか考えましたが思いつきません。
無理に当てはめるとダブルPWM方式かなと思います。
これでファンをゆっくり動作させることができるようになりました。
実験機は、外部のスイッチで細かなON、OFF期間の比率を調整できるようにしました。
どこまで消費電力を下げても機能上問題ないか限界に挑戦するためです。
これも実験により限界が判明しました。
なぜここまで消費電力にこだわるのかというと消費電力が半分になると太陽電池もバッテリーも半分の大きさになるからです。
下請けを叩いて仕入れるより消費電力を減らす方がいいですよね。
次はさらなる効率アップです。
しつこいですね。(笑)
特願2010-104995