世の中の「仕事」は、大きく2種類に分けられると私は思っています。 一つは「経営者」、もう一つは「投資家」です。もちろん、どちらを選ぶかは個人の自由ですが、私は31歳の時に「投資家」として生きることを決意しました。
そこから私の思考と事業は、段階的にスケールアップしていくことになります。
1. 投資家としての第一歩(メーカーの立ち上げ) 投資家になるための最初のアクションとして、私は自らが投資先となるメーカーを立ち上げました。結果として、初年度から1億円の売上を達成することができました。 しかし、私は投資家です。現場の経営は「社長を任せられる」と見込んだ人物を役員として招き入れ、彼に委ねることにしました。
2. 投資家視点での爆発的なスケールアップ 現場を離れて俯瞰してみると、事業を拡大するための明確な道筋が見えてきました。 まず、商品のラインナップを増やせば、この会社単体で「3年で年商10億円」は手堅く達成できます。 さらに、このビジネスモデルと組織作りのノウハウがあれば、「1年間で同様の会社を20社作る」ことも十分に可能です。これを推し進めれば、わずか5年でグループ全体の売上は1,000億円規模に到達する計算になります。
3. 企業の枠を超え、「銀行」と「独自通貨」の創設へ グループが1,000億円規模になれば、次のフェーズは「金融」です。私はその先を見据え、「自前の銀行を作る」という構想に行き着きました。 その銀行の目的は、単なる預金や融資ではありません。独自の電子マネーを発行し、さらには「独自の通貨単位」を定義することです。 (既存の経済システムから逸脱していくという意味で、冗談交じりに言えば、このあたりから思考が「テロリスト」の領域に入ってきます。)
4. これからの「国家」の定義と、究極の仕事 独自の通貨について考える中で、私は「国とはそもそも何か?」という根源的な問いに直面しました。 教科書によれば、国家を構成する要件は「領土・国民・主権」の3つです。しかし、これからの時代、物理的な縛りは意味を持たなくなり、真の国の定義は「主権と通貨」に集約されると私は確信しました。
つまり、私にとっての究極の「仕事」とは、単に会社を大きくして利益を上げることではありません。 独自の通貨を発行し、それを米ドルやユーロといった既存の通貨と交換できる「自分たちの中央銀行を持つこと」。それこそが、真の意味で成し遂げるべき壮大な仕事なのだと思っています。
