天窓のガラスの温度は19℃です。普通の垂直窓の温度は33℃です。
放射冷却により天窓が冷やされています。
建物の外壁は低い位置ほど温度が高く高い位置ほど温度が低いです。
これは、地面や周囲の建物からの赤外線放射を受けているためです。
低い位置の窓は赤外線反射ガラスを使い青空が見える高い位置の窓は赤外線透過ガラスを使うと室温を低く保つことが出来ます。
ただし、高気密高断熱である必要があります。
特許第6209806号
発明から商品企画、製品設計、ネット直販などメーカーとしてのノウハウを提供しています。グッドデザイン賞、ベンチャーフェアなどで受賞歴多数あり。
天窓のガラスの温度は19℃です。普通の垂直窓の温度は33℃です。
放射冷却により天窓が冷やされています。
建物の外壁は低い位置ほど温度が高く高い位置ほど温度が低いです。
これは、地面や周囲の建物からの赤外線放射を受けているためです。
低い位置の窓は赤外線反射ガラスを使い青空が見える高い位置の窓は赤外線透過ガラスを使うと室温を低く保つことが出来ます。
ただし、高気密高断熱である必要があります。
特許第6209806号
建物の外壁は地面に近いほど温度が高いです。
だから低い位置の窓は熱戦反射ガラスが必要です。
青空が見える高い位置の窓は赤外線透過率の高いガラスを使うと室温を下げる効果があります。
上の写真は建物の低い位置の外壁温度28.5℃、下の写真は建物の高い位置の外壁温度25.4℃です。写真が暗くてすみません。
特許第6209806号
放射冷却による室内冷却の実験を開始しました。
今日は雲ひとつない晴天です。実験日和です。
実験を始めて2時間くらい経過しました。
上から外気温、特許を使ったミニチュアの室温、特許を使わないミニチュアの室温です。
普通の住宅より2.3℃ほど低い室温です。また、外気温よりも少し低くなっています。
これだと窓を開けるより閉めておいた方が涼しいということになります。
外気温を測定するときは熱電対に1円玉を貼ります。外気というのは違う温度の空気が入り混じっているため熱容量の少ない熱電対では敏感すぎてグラフにすると見にくいので少し鈍感にさせてます。
ミニチュア実験棟で放射冷却による室内冷却実験をしていました。
窓ガラスを触ってみるとあまりに違うので測ってみると19℃と33℃でした。
放射冷却で室内が冷える前にガラスが冷えるんですね。
ということは夏は、単板ガラスの方が有利ということかな。
でもあまりの温度差に笑ってしまいました。
これで赤外線の飛び方もわかってきました。予想したように飛んでます。
特許を使った形状と普通の住宅の形状のミニチュアで室内を放射冷却を利用してどれだけ冷えるか実験します。
開始5分で外気温より1℃高いものと1℃低いものに分かれました。
特許を使った方が室温が低いです。
この後どうなるか実験を続けてみます。