最近、Googleドライブの便利な使い方を発見したので、ご紹介します。
従来の同期方法の課題
Googleドライブの一般的な使い方は、PCのハードディスク(HDD)内に「同期用フォルダ」を作成し、そこに入れたファイルだけをクラウドと同期させるものです。
しかしこの方法では、同期したいデータの分だけ、HDD上に追加の空き容量が必要になります。容量の小さいHDDを使っている場合、これは大きな負担となり、私も悩んでいました。
解決策:「データ領域そのもの」を同期対象にする
そこで、同期用フォルダを別途作成するのではなく、普段使っているデータ領域の全体を、そのままGoogleドライブの同期対象にしてしまう方法を試してみました。
この方法なら、データを二重に持つ必要がなく、PCの使い勝手を変えることなく、全てのデータを自動でバックアップできます。
設定手順の解説
設定は非常にシンプルです。
- 【重要】事前準備: 万が一に備え、まず全てのデータを外付けHDDなどにバックアップしてください。
- Googleドライブの再設定: 一度Googleドライブからログアウトし、再度ログインします。
- 同期フォルダの指定: ログインプロセス中に、バックアップ(同期)するフォルダを聞かれます。ここで、普段データを保存しているドライブ(例: Dドライブ)を指定したいのですが、ドライブそのものを直接指定することはできません。
- フォルダ構造の変更: そこで、以下のように一手間加えます。Dドライブの直下に「data」などの新しいフォルダを1つ作成し、Dドライブ内の全てのデータをそのフォルダに移動します。
変更前:
D:\変更後:D:\data\ - 同期の開始: 手順3の画面で、先ほど作成した
D:\data\フォルダを指定します。これで、フォルダ内の全データのバックアップが自動的に始まります。
この方法の大きなメリット
この設定が完了すれば、あとは何も意識する必要はありません。
- いつも通りPCを使うだけ:
D:\data\フォルダ内のファイルを直接編集すれば、その変更は自動的にクラウドに同期されます。 - 複数PCでも常に最新: 別の場所にあるPCを起動すれば、クラウド上の最新の状態が自動的に同期され、いつでも同じデータ環境で作業できます。
- シームレスなバックアップ: 「バックアップを取る」という作業を意識することなく、常にデータが保護されている状態になります。
これで、クラウドストレージをより便利に、そしてスマートに活用できるはずです。
2016年3月2日
