「放射冷却」技術の普及へ。同じ志を持つ仲間とチーム作りをはじめます。

浜名湖SAからの景色

地球温暖化が深刻化する中、エネルギーを消費せずに建物の室内を快適に冷却する技術の重要性が、日に日に高まっています。

私自身、この課題に対する一つの解決策として「放射冷却」の原理を応用し、建築物の室内を冷却する技術の特許を取得いたしました。このアイデアをSNSで発信したことがきっかけで、浜松市で活躍されている一人の建築家の方と出会うことができました。

先日、その方と三度目の対面を果たすため、浜松市を訪問しました。今回の目的は、このエネルギーを使わない冷却技術を、実際の建築物を通じて社会に広めていくための「チーム作り」を正式に提案することです。

幸いにも、彼は私のアイデアに深く共感してくださり、これまでもオンラインで意見交換を重ねてきました。そして今回の訪問では、この冷却技術の話にとどまらず、彼が構想していた「砂漠の緑化」という壮大なアイデアについても語り合うことができ、非常に刺激的な時間を過ごせました。

遠く離れた場所で、これほど同じ問題意識と未来へのビジョンを共有できる人がいるという事実は、私にとって大きな驚きであり、喜びでもありました。

この出会いは、「きっと他にも同じ志を持つ仲間がいるはずだ」という確信を与えてくれました。この輪を広げ、持続可能な未来の建築を実現するため、この技術の普及に賛同してくださる建築家や建設業界の方々とのチーム作りを、本格的に進めていきたいと考えています。

もしご興味を持っていただける方がいらっしゃいましたら、ぜひお声がけください。

特許第6209806号