【開発の成果】 透過型プロジェクタースクリーンフィルムを、アクリルの重合(じゅうごう)反応を利用して封止する実験を行いました。 完成品を見ると、透明なアクリルブロックの中に、スクリーンフィルムがふわりと「浮いている」ように見えます。もちろん、実際には液体ではなく固体のアクリルの中に完全に固定されています。
【制作プロセス】 作り方は、液状のアクリル樹脂の中にフィルムを配置し、時間をかけて硬化させるというものです。 この「液体から固体へ」というプロセスを経ることで、フィルムに限らず、あらゆるものを透明なアクリルの中に閉じ込めて浮かべることが可能になります。
【将来の可能性】 現在は試作品サイズですが、この技術を大型化できれば、新たな「建材」としての道が開けるのではないかと考えています。 例えば、店舗のショーウィンドウそのものをこのアクリルで作れば、普段は透明な窓ガラスとして、必要な時はデジタルサイネージ(電子看板)として機能する、未来的なディスプレイが実現できるはずです。
