特許の評価方法

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特許をとってもいくらの価値があるのか評価する必要があるときありますよね。

例えば特許を担保に融資を受けるとかです。

昨日考えてみたのですが2段階で考える必要があると思います。

1段階目は、価値があるかどうかです。
他の方法で同じことが実現できないかを考える必要があります。
他の方法でそれ以下のコストで実現できたらその特許は価値がゼロという事になります。
私は特許を取るときここをよーく考えます。
だから他の特許をみたとき逃げ道を考えるのが好きです。
これが特許を評価することになるのかなと思います。

2段階目は、他の方法で実現できないかまたは実現できても大幅なコストアップになる場合です。
これは価値があります。

しかし誰が扱うかによって利益は何桁も違ってきます。

そこで、仮定をしないといけません。
トップシェアを持ったメーカーが売るとこれくらい見込めるとか、この規模のメーカーならこれくらいとかです。

私の実体験では20倍まで経験したことがあります。
譲渡後売り上げがゼロになったのをみたこともあります。

利益は特許からだけ生まれているのではないということを自覚しないといけませんね。

 

 

 

vocidrect

Category: 特許
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