Category Archives: 研究開発

先使用権とは

先使用権とは、他人が特許取得する前から製造販売していた権利です。
しかし、ただ昔からやっていたと主張しても証拠がなければ証明できません。
証拠は、その仕事を始めたときに残しておく必要があります。あとでつくろうと思っても日付が確定できません。
そのためには製造に関する書類、販売に関する書類など証拠になる物を封筒に入れ公証人役場で日付の証明をもらっておく必要があります。私の場合、1つの証拠に対して3通つくります。1つは裁判所で開封する物、1つは相手に開示する物、1つは予備です。
この写真は私の特許に抵触している企業へ送った内容証明郵便です。製造販売を中止させるための交渉です。
相手は、最初から先使用権を持ち出してきました。特許では負けを認めたということです。
次は、先使用権の立証ができるかどうかを追求しました。相手は販売を始めたときに証拠を残しておらず先使用権を立証できませんでした。それでも販売をやめないというので私は、訴状を書き始めました。
しかし、知財の裁判は東京になるので旅費と時間がとれらるため損害賠償で取れる金額もそう多くないと思われました。
そのタイミングで相手は販売をやめると連絡してきました。
手間がかからず良かったと思います。
他にも1社特許に抵触している企業がありました。そこは、すぐに弁理士に相談に行き販売をやめると連絡してきました。賢明です。

先使用権を主張する企業とのやりとり

両面焼きできるフライパン実験(IHヒーター)

受電コイル
焼けたピザ

IHヒーターの磁気から受電コイルを使って受電しその電力をフライパンの蓋の裏に付けたヒーターへ通電し加熱し両面焼きできるフライパンを作りました。

その後、特許は登録になりました。

これはIHヒーターをトランスの1次側として使う例です。2次側を商品と一体化すれば非接触で大電力を利用できます。

例えば、冷蔵倉庫内を移動する搬送車への送電やバッテリー加熱などにも使えると思います。

ブラック透過型スクリーンの成型完了

アクリル製ブラック透過型スクリーンの成型が完了しました。予定数量問題なく成型できました。

数枚失敗する可能性がありましたが全数合格でした。

アクリル製ブラック透過型スクリーン

Makuakeにてクラウドファンディングが成功していたので規定サイズにカットして発送します。

大型のアクリル板なので梱包材も専用に製作しました。これは昔販売していたソニー製のリアプロジェクションテレビより遙かに明るく視野角が広いです。

このアクリル製スクリーンの用途は、会議室なのでの飛沫感染予防の仕切りです。衝立兼テレビ会議用スクリーンとして使用します。

テレビ会議はタブレットやノートパソコンを使い小さな画面を見ています。

それでは、向こうの雰囲気が伝わらないため大きな画面でテレビ会議ができると良いと思い企画しました。

他の用途ではホームシアターです。72インチ(16:9)サイズの物も製作しました。

裏から投影するので目の前でコントラストの良い大画面を見ることができます。

これはなかなか見応えあります。

ホームシアター用に購入された方も多いようです。用途はどうであれブラック透過型スクリーンの良さを知っていただければ良いと思います。

2022年 ライセンス先募集

冷却シートの特許
冷却服の特許

上記、2件の特許のライセンス先を募集します。期間は2022年1月1日~2022年12月31日までです。結果によっては2023年の継続もあります。

2021年12月31日までは、実施許諾をした企業がありますので2022年1月1日からとなります。

冷却シートの特許は当社で冷却ペットボトルカバーとして製品化しMakuakeにて4000個以上販売しました。

https://www.makuake.com/project/shlomo/

この特許は冷却シートの特許です。用途はいろいろ考えられると思いますので自信がある企業様はお知らせください。

master@shlomo.jp

Makuakeなどクラウドファンディングのページ作成は大変です。

最近はやりのMakuakeやキャンプファイヤーなどのクラウドファンディングのページ作成は案外大変です。

私は、5戦5勝ですが、原稿作成には時間がかかっています。隙間時間に作成するのもありますが、いろいろと資料をそろえたり外注先との見積書や契約書などの準備も必要です。

また会社の登記簿も必要になります。どこのクラウドファンディングも発行から半年以内のものが必要です。

まず先に考えないといけないことは全体のストーリーです。

このページを見た人がお金を出したいと思うようなページを作れば成功です。

1994年にネットオークションサイトをオープンしたときは世界征服前夜という感じでした。登録者数がすごく多かったのを覚えています。この事業はサーバーのプログラムが動いていれば利益になるのでやろうと思いました。

当時、特許を元に資金を集めて製品開発を行おうとしていたテーマがありました。これは今でいうクラウドファンディングの仕組みです。しかし、インターネットプロバイダーが営業していなく検索エンジンも無い時代でしたから広く薄く資金を集められませんでした。仮にハードソフトが整っていたとしても担当者の仕事が複雑で大変だなと思いました。それでクラウドファンディングはやろうとは思いませんでした。

最近やっと時代が追いついてきました。

簡単に資金を集めたり予約注文を取ったりできるようになりました。

キャンプファイヤー1回、Makuake4回使いましたが、やはり担当者は大変そうです。やらなくてよかったと思います。

クラウドファンディング成功の秘訣が一つあります。人が欲しいものをつくるということです。

これができればクラウドファンディングでなくても普通のネット直販でも売れると思います。

最近気づいたのですが、まだ昭和の営業を行っている会社が多いのです。たくさん製品を作らないと利益が出ないと思い自ら下請けを希望し「注文ちょうだい」というのです。

そうすると、利益は無くなります。私が発注者なら指し値します。

そうではなくて、アイディアに投資し商品化しユーザーに売れば良いのです。投資が必要なのです。

仕事とは投資に勝つこと。作業とは工賃をもらうこと。

リスクを負ったサラリーマンにはなりたくないですね。

メーカーになると不要になるものがあります。工場やそこで働く社員などです。

製造は誰でもできるので一番条件の合う会社へ発注すれば良いのです。よほど長く続く製品なら自社で製造しても良いかもしれません。

ということで、クラウドファンディングの話に戻ります。

ページ作成に必要なものは、写真、説明文、動画です。

実験データなども必要になってきます。ほしくなるような文章も必要です。楽しい動画も必要です。

これらを請け負う仕事もでてきたようです。金を掘る人にスコップを売る仕事です。その方が確実ですが労働が必要です。それも楽しいのですが私は自分の製品ならやりますが、他人の製品はよほど興味を引かないとやりたくないです。めんどくさいから。

ブラック透過型スクリーン

ブラック透過型スクリーン

ブラック透過型スクリーンです。パーティション兼40インチスクリーンとして使用できます。

テレビ会議の画面にいかがでしょうか。

プロジェクターはどこの会社にもあると思いますので裏から投影すると目の前で大画面を実現できます。