防音個室に使用する壁面パネルの音響透過損失を再度測定しています。
今回は、試作で作ったパネルの仕様に少し改良を行ったパターンの2種類を測定します。またこのほかにも予備として2種類測定しました。合計4種類測定しました。
内壁板、吸音材、吸音構造パネル、外壁板の構成ともう1層追加した構造を測定しました。これが今日の目的です。
結果としては、500Hzでの音響透過損失は37dBに達しました。なかなかの性能です。5kHz付近では50dBを超えています。これはYAMAHAの防音個室アビテックスを上回る性能です。
問題は、ドアなどの開口部からの漏れです。最終的に組み立てた状態で人間が耳で聞いてどれくらいの漏れなのか感覚でのテストが必要です。
これは、倉庫で再度試験を実施すれば分かると思います。とにかく軽い素材でYAMAHAなみの性能がでてよかったです。早く商品化して販売を開始しようと思います。
それより私の年末年始の自主練の時間を取らねばと思っています。次のレッスンが楽しみです。