会社都合でクビになった私が、知識ゼロから1年で1億円売り上げた話 —「待ち時間表示付きコードレス信号機」を日本で初めて作った男の記録

コードレス信号機

これは、「お金に困ったら、売れる物を作って売ればいい」という極めてシンプルな原則を、私が自らの人生で証明した実話です。

ある日突然、理不-尽な「会社都合」で解雇され、お金なし、取引先なし、人脈なし、製品なしという文字通り”ゼロ”の状態から、たった一人で事業を立ち上げ、初年度に1億円を売り上げるまでの記録です。

私が開発したのは、今では道路工事現場で当たり前になった、あの「待ち時間表示付きのコードレス信号機」。実はこれ、私が日本で最初に製品化したものです。

同じことをすれば誰もが同じ結果を出せるとは言いません。しかし、絶望的な状況からでも、アイデアと行動力さえあれば道は拓けるという一つの証として、私の経験があなたの心を少しでも動かすことができれば幸いです。


 

【目次】

 

  • 序章:ブラック企業への入社と、突然の解雇通告

  • 第1章:すべてを失った日々と、逆境から生まれたアイデア

    • 会社都合の解雇

    • 「毎日一つ、商品を考える」自分に課した約束

  • 第2章:日本初の「コードレス信号機」開発秘話

    • 開発スタート

    • 資金も工場もない中での試行錯誤

  • 第3章:反撃の狼煙(のろし)— 納品開始から1億円達成まで

    • 初めての受注

    • 口コミで広がる評判と、生産地獄

    • そして、1億円を達成した日

  • 第4章:事業拡大、そして新たなステージへ

    • 2機種目、3機種目、4機種目の開発

    • 新会社設立と、未来を託した事業譲渡