【開発ストーリー】灼熱のサイクリングが生んだ「冷却シート」特許。最初の商品はボトルカバーでした。

真夏のサイクリングで、ドリンクボトルの中身がぬるま湯になってしまい、がっかりした経験はありませんか?

この製品は、まさにその悔しい実体験から生まれました。

 

きっかけは、最高気温36℃超の過酷なレース

 

「ツール・ド・のと400」に出場した際のことです。3日間とも最高気温は36℃を超え、照りつける太陽の下で走り続けるという過酷な状況でした。楽しみにしていたドリンクボトルに口をつけても、中身は生ぬるいお湯。爽快感とはほど遠く、「炎天下でも、本当に冷たいドリンクが飲めるものはないのか」と痛感しました。

その課題を解決するために、私が保有する「気化熱を利用した冷却シート」の特許技術を応用し、商品化したのがこの「冷却ドリンクボトルカバー」です。

開発から製品化までの経緯を、スライドショー動画にまとめました。ぜひご覧ください。

▼【動画】冷却ドリンクボトルカバー 開発経緯 https://youtu.be/vBjB9tOrgQ8

 

製品化、そして市場へ

 

このボトルカバーは、現在、ヨドバシカメラ様、サイクルベースあさひ様、そしてAmazonなどの全国の販売店様でお取り扱いいただいており、多くのサイクリストにご愛用いただいています。

 

ボトルカバーは、ほんの始まりに過ぎません

 

ここで最も重要なのは、この商品が、あくまで私たちの「冷却シート特許」の応用例の一つに過ぎないという点です。

この特許の核心は、ボトルカバーという特定の製品ではなく、汎用性の高い「冷却シート」そのものにあります。そのため、例えばスポーツウェア、医療用アイシング、ペットの熱中症対策、建築資材など、アイデア次第で様々な分野への応用が可能です。

もし、この冷却シート技術を用いて新たな製品開発をご検討される場合は、用途に関わらず、弊社との実施許諾契約が必要となります。この革新的な技術を共に活用し、新たな市場を創造できるパートナー様からのお問い合わせを、心よりお待ちしております。