Category Archives: アドバイザー

仕事の分野の決め方。

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新事業の立ち上げはリスクもあり失敗の確率も高いものです。

いろいろな事業に挑戦し一つ当たったらその分野を深くやっていくことがよいと思います。

深くなったら広げていきます。

商品を増やしていき根を生やしていきます。

 

私の場合、売れ出したらある程度の期間で販売実績を作り事業を売却してきました。

事業ではなく特許だけでも販売してきました。

そしてたくさんの分野を渡り歩いてきました。

よってどの分野にも根を生やしていません。

そう思っていたら、商品開発から特許の管理、販売、事業譲渡などあらゆる項目を何回も経験していました。

その蓄積された経験をもとにアドバイザーとしてやっていこうと思います。

 

受け売りコンサルタントといわれないように物作りやネットショップは小さいですが続けます。

そうしないとアドバイスするノウハウが身に付かないからです。

伏見稲荷大社へ行ってきました。

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今日は久しぶりに伏見稲荷大社へ行ってきました。

来年度の仕事がひとつ決まったのでお礼参りに行ってきました。

祭日なので混むだろうと思って大津に車を止めて電車で伏見まで往復しました。

電車賃は往復480円でした。

混んでいる街中まで行くよりよかったです。

今回は、商売繁盛の白いお札を買ってきました。

2000円です。

昨年12月に買った赤い開運のお札と2つ揃いました。

12月にも大阪まで行く用事があるので寄ってこようと思っています。

なぜか伏見稲荷大社は思いが叶います。

皆さんもぜひ行ってみてください。

大きなノイズが入る電圧測定の方法

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大きなノイズが入る電圧を測定する方法をご説明致します。

通常、ADコンバーターなどのソフトを作っている方には釈迦に説法かもしれませんが私が苦労したパターンをご紹介します。

通常、ADコンバーターなどを使って電圧を読む際は移動平均法を使います。

(測定1+測定2+測定3+測定4+測定5+測定6+測定7+測定8)/8=測定値 (として取り扱う)

次は、

(測定2+測定3+測定4+測定5+測定6+測定7+測定8+測定9)/8=次の測定値 (として取り扱う)

その次は、

(測定3+測定4+測定5+測定6+測定7+測定8+測定9+測定10)/8=その次の測定値 (として取り扱う)

このようにリアルタイムの測定データではなく新しく測定したら前回までの測定値に加えて平均して取り扱います。

こうする事でノイズが入っても大きな変動にはならずノイズに強い測定方法になります。

しかし、

あまりにも大きなノイズが入ったときは平均してもノイズに大きく影響されてしまいます。

そのときどうするか私の体験からお話しします。

当時設計していた物は充電器です。

POSシステムの注文を取るとき使っている端末の充電器です。

10台同時に充電制御します。

各端末の電池電圧を測定しながら充電制御します。

動作は単純で時間さえあればハードソフトの設計は完了します。

しかし、静電気試験で苦労する事になりました。

端末に20kVの電圧がかかります。

充電ケーブルを通ってマイコンが乗った基板に落ちてきます。

5Vで動いている回路に20kVの電圧が落ちてくるのです。

最初はマイコンが破壊され動作する事すらできませんでした。

ケーブルにLとCのフィルターを入れてGNDパターンの面積を増やし高周波インピーダンスを下げました。

これでマイコンは動作できるようになりました。

しかし、ADコンバーターの測定値はめちゃくちゃになります。

いくら移動平均しても1回のノイズで充電動作は狂います。

そこでの対策をお話しします。

まず、移動平均をやめました。

8回測定して最大値と最小値を省き残った6つのデータを平均しました。

これで測定値は安定するようになりました。

次にまた8回測定し最大値と最小値を省き平均しました。

これを繰り返し充電制御したのです。

動作は少し遅くなりますが充電器なので問題ありません。

静電気試験器はコンデンサに充電し20kV溜まったところで放電するので1回の放電後は少し時間が必要です。

といっても数秒ではなく数十~数百mS程度です。

このインターバルの間に8回の測定を終了してしまう速度があれば8回の測定に複数回大きなノイズが入る事を防げます。

このようにして大きなノイズをキャンセルしました。

これは私が20代のとき最初に任せられた設計の仕事です。

ハードとソフトを両方一人で設計していたのでこのような対策がすぐに思いついたのだと思います。

発明くふう展の表彰式でした。

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2015年石川県発明くふう展の表彰式でした。

今年は石川県工業試験場長賞でした。

出展はCOZYHORN(木製)でした。

発明くふう展への出品はこれで最後になります。

県内や東京でもらった賞状は2cmくらいになりました。

盾はミカン箱3つくらいになりました。

今年で選手からコーチに移るので発明、特許出願、製品開発は終了します。

珪藻土を反射剤に使ったプロジェクタースクリーンパネルができました。

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珪藻土を反射剤に使ったプロジェクタースクリーンパネルができました。

10年くらい前に浜松の工業技術支援センターで特性を測定してありました。

視野角が広く斜めから見ても暗くならない特徴があります。

また、画質がマット調で長時間見ても疲れない感じです。

珪藻土なので調湿、消臭効果もあり家具としても室内のデザインを壊さないと思います。

これが完成した70インチ(16:9)のパネルです。

フレームも付けて販売できる状態になりました。

青い色もとってもきれいです。はめ込み画像ではありません。

こんなふうに斜めから見ても明るく見えます。

このパネルを正確に測定していませんが正面から見たときの半分以上の輝度があると思います。

肉眼で見た場合、明るさの差が分からないほどの差です。

これは川田美術陶板と共同で開発しました。

軽い物で音を吸う原理を考えました。

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数年前、紙でYAMAHAなみの性能の防音個室を作るため1ヵ月事務所に閉じこもりダンボールと格闘していました。
そして原理ができました。
普通、音を止めるとき重い板を使いますが、この常識をぶちこわしてしまいました。
YAMAHAさんごめんなさい。
図を説明します。
蜂の巣状のパネルを横から見た図です。
上から状況を説明します。
音というのは空気の密度の濃いところと薄いところが波になって連続して進んできます。
上の図では空気が詰まった穴に密度の濃いところがぶつかったところです。
穴の空気が押されています。
真ん中の図は空気密度の薄いところがぶつかったところです。
押されていた空気が戻ります。
下の図はまた密度の濃い空気がぶつかったところです。
また穴の空気が押されています。
このように空気の弾力を使い音の波を柔らかく吸収する原理を考えました。
穴の形さえ変形しなければアルミ箔や紙でも十分です。
紙で作ったときの性能は500Hzで透過損失が30dBでした。
YAMAHAさんごめんなさい。
YAMAHA製防音個室は30dBの物から40dBの物まで3つのグレードがあります。
これを紙で実現してしまいました。
現在、アップライトピアノ用防音パネルとして販売しています。(35dB)
これを使うとマンションでピアノが弾けます。
YAMAHAさんごめんなさい。