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音響透過損失測定(量産タイプ)

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防音パネルを改良し音響透過損失を測定に来ました。防音個室自作というレベルではなく商品化のための測定です。

今回の特徴は、量産を見越してパネルを改良した点です。2018年12月に測定したときは500Hzで透過損失が37dBと好成績が出ました。

今回は量産を考慮し軽く安価にすることが目的です。素材を見直し防音個室として組み立てたとき柱が不要で紙製防音パネルだけで組み立てできる事が必要条件です。

これだと、組み立てサービス付きの引っ越し便で全国配送と設置ができます。

ですから、今回の測定は販売を見据えた改良パネルの性能測定です。

写真の右側が反響室です。左側が無響室です。

部屋を仕切る壁に1m×1mの穴がありそこに今回制作した防音パネルを取り付けて反響室から出た音が無響室にどれだけ漏れてくるかを測定します。

測定結果

●のグラフは2018年12月に測定したパネルの性能です。500Hzで37dBの性能が出ています。▲のグラフは今回の測定データです。500Hzでは32dBでした。向上した周波数は低音と高音です。トランペットやバイオリンの高音を止める性能は上がったと思います。低音に関しても上がりました。バスクラリネットなどはこの音域が出るのではないでしょうか。

パネルを製造する際に接着を行うのですが接着した際にパネルが少し反る傾向があります。反らないように治具を制作し接着するのですが多少平面が崩れても外壁や内壁に影響が出ない構造を考えました。またサンプルをつくり測定する必要があるかも知れませんが、軽く安くYAMAHAなみの性能を実現するためにはあと1回測定の必要があります。今回よりも性能は上がります。

YAMAHAのアビテックスは音響透過損失30dB、35dB、40dBの3種類あります。一応、このレベルに入ってます。これを安価に軽量に実現するための試行錯誤です。

音響透過損失の測定準備

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もう一度音響透過損失を測定するために測定サンプルを作っています。

すでに実用になる防音個室は完成しているのですがさらにコストダウンをはかるために素材を変えてみます。

性能は落ちないと思いますが作り方が変わるので問題ないか確かめる必要があります。

サンプルを作りながら接着剤の影響や寸法精度などを確かめます。

それを元に機械CADで原寸大の全体図を描きます。

最初の1台は自分で組み立てる必要があります。そして外注先へ指示書を作って渡します。

全体のコストはどれくらいになるでしょうか。

製品の写真撮影

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SHLOMO の焼印を押したので再度写真撮影をしました。

ヤフオクとAmazonで使います。

LEDの照明はもう少し明るいと良いと思います。

カメラのシャッタースピードを遅くして撮ります。

このとき2秒のセルフタイマーを使います。シャッターを押したときの揺れがおさまってから撮影するためです。

これを使うと照明が暗くてもシャッタースピードを遅くすることができます。

撮影前には背景の白い紙を撮影してホワイトバランスをセットしておくと製品の色が正常に撮れます。

フォトショップで色補正はあまり必要ありません。

桐のカセットテープケースが完成しました。

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ソロモン 桐カセットテープケース
焼き印を押す前の状態

桐のカセットテープケースが完成しました。焼き印もきれいに押せました。

最初はヤフオクで反応を見てみます。その後、Amazonで販売してみます。

さてどうなるでしょうか。

このあとは、COZYHORNにも焼き印を押して写真を撮り直します。Amazon用の写真も差し替えます。

COZYHORN用桐箱完成

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木製のCOZYHORNの桐箱ができました。以前は、紙の貼り箱を使っていたのですが製品に合うように桐箱に変更しました。

COZYHORN桐箱
COZYHORN桐箱 開けた状態

Amazonの写真も追加しないといけませんね。内容に合った高級感がでます。

COZYHORNのページ

木製品だと表面処理が簡単で見た目も高級感あります。これから少し木製品を作ってみたいと思います。

1億円を初年度一人で売上げた商品企画(実話)

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コードレス信号機

 会社都合の解雇をきっかけに翌年一人で1億円売り上げた実話です。
”お金に困ったら売れる物を作って売ればいい” を実践してみました。
お金無し、取引先無し、人脈無し、製品無しという何も無い状態から初年度1億円を売り上げた実話です。
 そのとき開発したのがコードレス信号機です。道路工事の片側交互通行時によく見かける”待ち時間表示付き仮設信号機”を日本で最初に製品化した実話です。
同じ事をすれば同じ結果が得られるとは思いませんが一例としてお読みください。

目次
・ ブラック企業へ入社
・ 解雇を言い渡される
・ 会社都合の解雇
・ 毎日一つ商品を考えて提案
・ コードレス信号機開発スタート
・ 納品開始
・ 1億円達成
・ 2機種目の開発
・ 新会社設立
・ 3機種目の開発
・ 4機種目の開発
・ 事業譲渡

noteに詳しく書きました。途中から有料ですがよかったら読んでみてください。