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熱を使わずに霜と結露を予防するカーブミラー

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熱を使わずに霜と結露を予防するカーブミラーの開発経緯です。

研究を始めたのは1993年です。物としては開発に成功しましたが特許を使う企業が現れず実用化は行っていません。

熱を使わずに霜と結露を予防するカーブミラー

1993年に放射冷却の研究を始めて現在に至ります。

放射冷却という現象を理解すれば温暖化対策のためのくふうができると思います。この研究を通して感じました。

現在は、放射冷却を住宅の室内を冷やすために利用する特許を保有しています。

この研究が元になりました。

冷却シートの開発ストーリー

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気化熱を奪って冷却するシートの特許を保有しております。この特許を使って自転車用ドリンクボトルカバーを商品化してみました。

スライドショーですがご覧ください。

冷却ドリンクボトルカバーの開発経緯

ツールド・のと400に出場した際、3日間とも最高気温が36℃を越える暑さでした。ドリンクボトルの中はお湯になり爽快感がありません。

そこで、炎天下でも冷たい水を飲めるボトルカバーを商品化してみました。

これは、ヨドバシカメラ、サイクルベースあさひ、Amazonなどで販売しています。

この特許は冷却シートの特許であり、実施例の一つがボトルカバーです。シートの特許なので用途はいろいろ考えられます。どのような用途に使ってもこのシートの特許を使う際は、弊社との実施許諾の契約が必要となります。

音響透過損失の測定風景

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吸音、防音パネルの性能を測定するため音響透過損失を測定してみます。

すでに何年も前から吸音材を使わずに音を止める研究を行っています。

今回は、製品化するに当たり重量、費用、遮音性能のバランスを決定するために最後の測定を行います。

性能を上げることは簡単なのですが、重量や費用も上がるのでちょうど良いところでバランスを取りたいと思います。

遮音性能は、楽器メーカーが販売している防音個室と同程度としました。それ以上性能を上げて価格を上げる必要はないと思います。

音響透過損失測定

うまく説明できていませんがこんな雰囲気で測定します。

メーカーと製造業の違い

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自社ブランドの自社製品を持っているメーカーは必ずしも工場を持つ必要はありません。

自社で開発した製品を外注に作らせて自社ブランドとして販売すればよいのです。付加価値を稼ぐ仕事です。材料費と工賃は外注に払ってあげれば良いのです。そうすることで工場を持ったときの固定費の負担が無くなります。必要なときだけ発注すれば良いのです。

製造業は、メーカーから注文をもらった製品を図面通り作ります。工場を持ちながら自社ブランドの自社製品を販売する方法もあります。長く続く製品の場合はその方が良いでしょう。

しかし、ほとんどの製造業はメーカーからの図面通り製造します。一部設計の業務もありますが、自社単独で自由に製品を作る仕事とは違います。あくまでもメーカーの指示通り製造します。そのかわり在庫のリスクはありません。受注した通り製造し納品すれば代金がもらえます。

メーカーがいいのか下請け製造業がいいのかはオーナーの判断です。

メーカーのメリットはただ売れる物を考えて作って売れば売上と利益になります。売れる商品を考えられないときはつらいですが野良の気分で乗り切りましょう。

下請け製造業から自社ブランドを持ったメーカーに転身した企業を見たことがありません。メーカーをやる人は最初からメーカーで起業します。

下請け製造業をやる人は最初から下請け製造業でスタートします。

どちらがよいかは結果次第、オーナーの気持ち次第です。

私は、約10年間下請け製造業の会社で設計の仕事をしていました。つねに徹夜の連続でした。深夜、しょっちゅう社長が横へ来て「儲からない」というので「売れる物作って売れば儲かりますよ」というと嫌な顔をして帰って行きます。

売れる物を作るには商品開発のための投資が必要です。それがイヤなんですね。

メーカーとは製造業ではなく投資業だと思います。リスクを負って投資して勝つことが仕事です。

ただそれだけです。

COZYHORN用桐箱完成

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木製のCOZYHORNの桐箱ができました。以前は、紙の貼り箱を使っていたのですが製品に合うように桐箱に変更しました。

COZYHORN桐箱
COZYHORN桐箱 開けた状態

Amazonの写真も追加しないといけませんね。内容に合った高級感がでます。

COZYHORNのページ

木製品だと表面処理が簡単で見た目も高級感あります。これから少し木製品を作ってみたいと思います。

浜松市の建築家を訪問しました

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浜名湖SAからの景色

浜松市の建築家を訪問しました。これで3回目になります。たぶんフェースブックで知り合ったのだと思います。私が、放射冷却で建築物の室内を冷却する特許を取得した記事を書いたのがきっかけだったと思います。

今回、このアイディアを普及させるためチーム作りをしようと思い訪問しました。地球温暖化が進む中エネルギーを使わずに室内を冷却する技術はとても重要になると思います。

このアイディアに共感していただける建築家やゼネコンが増えればいいと思います。

このほかにも砂漠の緑化のアイディアなどいろいろ話をしました。離れた場所に同じようなことを考えている人がいるとは思いませんでした。他にもいるかもしれないのでチーム作りを進めてみようと思います。

特許第6209806号

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