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先使用権とは

先使用権とは、他人が特許取得する前から製造販売していた権利です。
しかし、ただ昔からやっていたと主張しても証拠がなければ証明できません。
証拠は、その仕事を始めたときに残しておく必要があります。あとでつくろうと思っても日付が確定できません。
そのためには製造に関する書類、販売に関する書類など証拠になる物を封筒に入れ公証人役場で日付の証明をもらっておく必要があります。私の場合、1つの証拠に対して3通つくります。1つは裁判所で開封する物、1つは相手に開示する物、1つは予備です。
この写真は私の特許に抵触している企業へ送った内容証明郵便です。製造販売を中止させるための交渉です。
相手は、最初から先使用権を持ち出してきました。特許では負けを認めたということです。
次は、先使用権の立証ができるかどうかを追求しました。相手は販売を始めたときに証拠を残しておらず先使用権を立証できませんでした。それでも販売をやめないというので私は、訴状を書き始めました。
しかし、知財の裁判は東京になるので旅費と時間がとれらるため損害賠償で取れる金額もそう多くないと思われました。
そのタイミングで相手は販売をやめると連絡してきました。
手間がかからず良かったと思います。
他にも1社特許に抵触している企業がありました。そこは、すぐに弁理士に相談に行き販売をやめると連絡してきました。賢明です。

先使用権を主張する企業とのやりとり

特許の年金納付

特許2件の年金を納付してきました。

特許年金納付

今日は特許の年金を納付してきました。

納付書を作りプリントアウトして郵便局へ行き必要な額の特許印紙を買います。

納付書に貼り封筒に入れて郵送します。

一度雛形を入手すればば簡単です。

いつも2年先まで納付しています。もし忘れたら特許が無くなります。

メールにてお知らせしてくれるサービスがあるので登録すると良いと思います。

https://www.jpo.go.jp/system/process/toroku/kigen_tsuchi_service.html

このサイトに自分の特許を登録しておくと特許の期限が来る前にお知らせのメールが届きます。

私も数件登録しました。これで一安心です。

また特許料の減免制度もあります。

https://www.jpo.go.jp/system/process/tesuryo/genmen/genmensochi.html

これまでは、審査請求料の減免制度はありましたが、2019年から特許の年金の減免制度もあります。

これは特許庁のホームページに載っているの上のリンクから参照してください。

創造_独占する方法

帝国ニュース北陸版(出典:帝国データバンク発行 帝国ニュース北陸版)

 ここまで製品仕様を決める方法を説明してきました。しかし、製品を製造販売しても独占しなくては利益になりません。他社が同じような物を安く販売するからです。
 1995年、起業直後にマイコン制御で動作する製品のメーカーをやっていました。外注に払った設計費の総額は1千万円です。製品単価は40万円ほどでした。初年度1人で1億円以上売り上げました。ユーザーサポートも大変でしたが何とかこなすことができました。
 インターネットが使えるようになり紙製品を販売したことがあります。3ヶ月間で650万円の利益が出ました。この二つを比べてみたとき気づいたことがあります。何を売っても、もらった1万円札は同じだということです。ならば開発費が安い物の方が効率が良いのです。しかし、開発費が安い物は単純な物が多く、すぐに真似されます。そこで特許が必要になります。特許登録までに数十万円かかったとしても開発費に1千万円より遙かに安いのです。
 まず特許を取るためには、これまでにどのような出願があるのか先行技術を調査する必要があります。JplatPatというサイトで検索可能です。ここでの調査が成功と失敗を分けます。私は、現在先行技術調査に慣れたので特許登録率は100%です。調査し出願しているので当たり前です。通常特許の権利は、過去にあった技術と今回開発した技術の境界まで取得できるものと思われています。しかし、出願明細書に正直にそのような権利範囲を書いても審査官は、拒絶する理由を何か探さなければいけないのです。そこで境界を境に権利範囲を主張しても審査官に押されて譲歩する必要が出てきます。そして本来取れるべき権利範囲から一歩引き下がった権利範囲が特許になってしまいます。この対策としては、主張する権利範囲を境界よりも少し押し気味に書くことです。そうすると審査官は、「ここ出過ぎ」とそこを理由に拒絶理由通知を送ってきます。そうなればストーリー通りで「・・は審査官殿の仰るとおりです。・・・」というふうに訂正し当初目標の権利範囲の特許を取得します。このような審査官とのやりとりは出願時点で想定しておきます。ですから出願明細には審査官とのやりとりの台本を盛り込むのです。脚本家の才能も必要なのです。特許のプロからは「また審査官を騙したのか?」とよく言われます。
 製品が完成し特許も登録になれば仕事は完了です。あとは作って売る作業に入ります。作って売ることは仕事ではなく作業です。他社を排除し独占状態で自社製品を売るブルーオーシャンになります。私は、ブルーオーシャンしか経験がありません。そしてやめる時期も自分で決めます。始まったものは必ず終わるのです。勝って終わる決断力が必要です。


2022年 ライセンス先募集

冷却シートの特許
冷却服の特許

上記、2件の特許のライセンス先を募集します。期間は2022年1月1日~2022年12月31日までです。結果によっては2023年の継続もあります。

2021年12月31日までは、実施許諾をした企業がありますので2022年1月1日からとなります。

冷却シートの特許は当社で冷却ペットボトルカバーとして製品化しMakuakeにて4000個以上販売しました。

https://www.makuake.com/project/shlomo/

この特許は冷却シートの特許です。用途はいろいろ考えられると思いますので自信がある企業様はお知らせください。

master@shlomo.jp

特許とメーカーをマッチングさせる民間企業がありました。

新しい製品や仕事を作りたいと思ってたくさん特許を出してきましたが、こんなふうに特許とメーカーをマッチングさせる仕事も面白いです。
今朝偶然見たNHKの番組です。

お金は知恵からしか生まれないと思ってます。

http://www.nhk.or.jp/sakidori/backnumber/150215.html

先行技術調査完了しました。

先行技術調査を完了しました。

出願前にもういちどきっちり調査します。

今のところこのあたりにしておきます。

きっちり調べるにはキーワード検索と分類検索の両方を行います。

キーワードと分類をandとります。

これで漏れはないはずです。

この方法で10年間ミス無しでやってきました。

キーワードだけで特許を検索すると必ず漏れが発生します。

審査請求をかけて審査官から示されるとあーあとなります。

それが発生しないように分類検索は大事です。

 

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