新しい製品や仕事を作りたいと思ってたくさん特許を出してきましたが、こんなふうに特許とメーカーをマッチングさせる仕事も面白いです。
今朝偶然見たNHKの番組です。
お金は知恵からしか生まれないと思ってます。
発明家 砂原康治の活動を紹介します。
新しい製品や仕事を作りたいと思ってたくさん特許を出してきましたが、こんなふうに特許とメーカーをマッチングさせる仕事も面白いです。
今朝偶然見たNHKの番組です。
お金は知恵からしか生まれないと思ってます。
先行技術調査を完了しました。
出願前にもういちどきっちり調査します。
今のところこのあたりにしておきます。
きっちり調べるにはキーワード検索と分類検索の両方を行います。
キーワードと分類をandとります。
これで漏れはないはずです。
この方法で10年間ミス無しでやってきました。
キーワードだけで特許を検索すると必ず漏れが発生します。
審査請求をかけて審査官から示されるとあーあとなります。
それが発生しないように分類検索は大事です。
前回の特許出願と実験により原理は確立しました。
ミラー内部の空気を撹拌するだけで鏡面温度を露点以上に保つことができました。
次に製品化するためにはコストダウンする必要があります。
こちらが原理の特許を保有していても他社がコストダウンできる方法を開発して特許取得しこちらが、それを使いたいとなればクロスライセンスになりロイヤリティを取れない事になるかも知れません。
そこで最初に手がけるのは消費電力を下げることです。
基本特許は夜間ずーっとファンを動作させています。
そこで必要のないときはファンを停止する方法を考えました。
これは、外気温と鏡面温度を常時測定しておきます。
そして放射冷却が発生したと仮定すると外気温から露点が推測できます。← (ここ大事なところです。推測するんです。これで湿度センサーを省けます。さすが自分)
その温度と鏡面温度を比較しながら結露しそうになった時だけファンを動作させます。
下の図はその制御方法をグラフにしたものです。
鏡面温度が露点を下回らないように制御します。
これが4つめの開発です。
これからさらに消費電力削減方法を開発してきます。
制御方法のみならず構造的にも効率を上げる方法を考えました。
つまらないかも知れませんが勝手に書いていきます。(笑)
特許第4571706号
私が思う商品企画とは世の中を見渡してなぜこんな物がないんだろうと気づくところから始まります。
一番コストのかかる作業です。
何を見て何を思うかです。
そしてあるテーマに着眼しなぜこんな物が無いのだろうと特許検索を行います。
そして類似の特許があった場合なぜ商品化されていないのだろうと推理します。
特許検索で類似の物が無い場合は価値がないから誰も出願していないのか?または、だれも気づいていないのかを推理します。
そして誰も気づいていないという結論に達した時特許出願を行い製品化をスタートさせます。
特許が取れて試作品ができた段階で事業化のリスクは9割方通過したと思います。
あとは材料を仕入れて加工して売るだけです。
それに必要な道具とお金を準備すればよいのです。